障害者雇用枠での転職を考えているなら「障害者専門の転職エージェント」の利用がおすすめです。とはいえ、転職エージェントにもさまざまな種類があるので「選び方や活用方法がわからない」という方も多いでしょう。
そこで本記事では、障害者雇用での転職を目指す方向けに、下記3点を中心に解説しています。
- 転職エージェントの利用をおすすめする理由
- 自分に合った転職エージェントの選び方
- 成功率を上げる転職エージェントの活用ポイント
転職エージェントをうまく活用して、理想の転職を実現させましょう。
【障害者雇用】転職エージェントの利用をおすすめする理由
障害者雇用枠での転職に、障害者専門のエージェントをおすすめする理由は以下の4つです。
- 多くの求人情報を持っている
- 自分に合った求人を紹介してくれる
- 書類作成や面接対策などのフォローがある
- 転職活動にかかる手間や負担を軽減できる
それぞれを詳しく解説します。
多くの求人情報を持っている
転職エージェントには人材を採用したい企業からの多くの求人情報が集まるため、転職活動の選択肢がグッと広がります。
求人の種類には「公開求人」と「非公開求人」があり、エージェントの登録者には非公開求人も紹介されるため、ハローワークやネット上には掲載されていない独自の求人に出会えるのです。
また、求人数が多い=好条件の求人がある可能性も高いといえるでしょう。障害者雇用枠では好条件の求人を探すのが難しいイメージがあるかもしれませんが、転職エージェントを使えばハイクラスな求人も見つけやすくなります。
自分に合った求人を紹介してくれる
障害者専門の転職エージェントでは、職務経験やスキルだけでなく、一人ひとりの障害や特性を考慮して、就ける職や働く条件をマッチングしてくれます。そのため、自分に合った求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
障害者雇用で長く働くには、周囲の理解や配慮が欠かせません。転職後のことも考えると「自分に合った求人を紹介してくれること」は、非常に大切な要素といえます。
書類作成や面接対策などのフォローがある
転職エージェントは、単に求人を紹介してくれるだけではありません。選考の状況に応じて、書類作成や面接対策などのフォローも受けられます。
そのため、自分にとって少しハードルの高い求人でも「サポートがあるから、チャレンジしてみよう」とモチベーションを維持しながら転職活動に取り組めるでしょう。
転職活動にかかる手間や負担を軽減できる
求職者に代わって、転職エージェントが面接のセッティングや日程調整を行ってくれるため、そういった手間や負担を軽減できるのもメリットです。
また障害の症状や特性、できること・できないこと、サポートが必要なことなどの情報も、あらかじめ企業に伝えてくれるため、認識のズレが発生しにくく、スムーズな転職活動につながります。もちろん、求職者が伝えたくない情報は伏せてくれます。
【障害者雇用】自分に合った転職エージェントの選び方
転職の成功率を上げるには、自分に合った転職エージェントを選ぶことが大切です。ここでは、転職エージェント選び方のポイントを4つお伝えします。
- 障害者雇用の実績は十分か
- 自分の志望する業種・職種に強いか
- 通勤可能エリアの求人を多く取り扱っているか
- サポート体制が整っているか
それぞれを詳しく解説します。
障害者雇用の実績は十分か
障害者の転職をサポートするには専門的な知識と経験が必要です。そのため、障害者の方が転職活動をする際は、障害者雇用の実績が豊富な専門の転職エージェントを選びましょう。
転職エージェントには「総合型」と「特化型」の2種類があり、障害者専門の転職エージェントは「特化型」に該当します。障害者に特化した転職エージェントなら、業界に精通しており、ノウハウがある分障害への理解も深いため、一人ひとりに合った求人を紹介してもらいやすいです。
自分の志望する業種・職種に強いか
障害者雇用の実績が十分でも、志望する業種や職種の求人の取り扱いが少なければ、理想の転職は叶いません。そのため、業種や職種の希望がある程度決まっている場合には、その分野に強い転職エージェントを選ぶことも大切です。
企業とのつながりがどれだけあるかによって、情報の質も変わってきます。どのような業種や職種で転職支援実績があるのかも、エージェント選びの参考材料になります。
通勤可能エリアの求人を多く取り扱っているか
障害者にとって転居を伴う転職は大きな負担がかかるもの。現在のお住まいから通える範囲での求人を多く取り扱っているかも大切なポイントです。
求人は都市部に集中する傾向にありますが、全国展開している転職エージェントなら地方の求人でも紹介してもらえる可能性があります。転職エージェントに登録する際は、希望するエリアでどのくらい求人数があるのかを事前にチェックしておくとよいでしょう。
サポート体制が整っているか
転職エージェントと一口にいっても、どこまでサポートしてくれるかはエージェントによって異なります。たとえば、求人を紹介してくれるだけのところもあれば、応募書類の添削や面談練習の実施に加えて、入社後も継続して支援してくれるところもあります。
複数の転職エージェントに登録して、サポートの範囲も比較してみてくださいね。
【障害者雇用】成功率を上げる転職エージェントの活用ポイント
せっかく障害者雇用専門の転職エージェントに登録しても、うまく活用できなければ就職には結びつきません。
ここでは、転職エージェントを最大限活用するためのポイントを5つお伝えします。
- 複数のエージェントに登録する
- 希望条件を明確にし担当者に伝える
- 連絡はこまめに行う
- 担当者が合わない場合はすぐに変更してもらう
- 面接をした後はフィードバックをもらう
それぞれを詳しくみていきましょう。
複数のエージェントに登録する
転職を成功させるためには、複数のエージェントを併用しましょう。
複数のエージェントに登録することで、求人の選択肢を増やせるだけでなく、万が一担当者と合わないと思ったときには別のエージェントに切り替えられます。また求人内容やサポート内容を比較できるので、より自分に合ったエージェントを見つけやすいメリットもあります。
なお、登録の際は「ほかのエージェントにも登録している」旨を伝えておくと、採用が決まったときもスムーズです。
希望条件を明確にし担当者に伝える
希望条件がはっきり決まっていないと、担当者も適切な求人を紹介できません。
希望年収、勤務の開始時期、勤務地、業種・職種、年間休日や残業の有無など、自分の希望や転職先を選ぶときに重視する条件を明確に伝えることが大切です。優先順位まで伝えられるとよりイメージが伝わりやすいでしょう。
連絡はこまめに行う
転職活動をスムーズに進めるためにも、担当者への連絡はこまめに行いましょう。連絡が遅れがちだと、優先順位を下げられて対応を後回しにされてしまうおそれがあります。
こまめにコミュニケーションをとることで、認識のズレも起きにくくなります。また「症状が不安定なので面接の予定は来月以降に入れたい」など体調に不安がある場合も、共有しておくと安心です。
担当者が合わない場合はすぐに変更してもらう
人対人のやりとりなので、担当者と相性が合わないこともあります。担当者と合わない、信頼できないと感じた場合はすぐに変更してもらいましょう。信頼できない担当者のもとで転職活動を進めるのは、時間のロスになるだけでなく、精神衛生上もよくありません。
担当者を変えてもらいたい旨を直接伝えづらい場合は、別途設けられている窓口から連絡するとよいでしょう。
面接をした後はフィードバックをもらう
面接をした後は、企業側からのフィードバックをもらうようにしましょう。企業からどのように評価されたのか、懸念点はなかったかなどを知ることで、面接に落ちたとしても次に活かせます。
企業からのフィードバックは、エージェントを通さなければ得られない情報です。ぜひ積極的にエージェントを活用してください。
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先輩の声:入社の決め手は何だったか
実際に、障害者専門の転職エージェントを使って障害者雇用枠での就職・転職を決めた先輩たちの声をご紹介します。
- 自分の強みを最大限に活かせ、ともに成長できると感じたため。
- 面接の際に、自分の伝えたいことを面接官が真摯に聞いてくれて安心感を覚えた。
- 成長性を強く感じられたから(個人の能力・知識を強化するための支援がある)。
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